FAQ よくある質問コーナー

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Q1:練習は見学できますか?



もちろん可能です。

ホームグラウンドは武蔵野市立関前南小学校の校庭です。

基本的に土曜日、午前10時15分から1・2年生、午後1時から3〜6年生が練習しています。

また、武蔵境北口にある「しろがね公園」をサブグラウンドとして使っていることもあります。

武蔵野市立第二小学校の道路を挟んで南側にあります。

日曜日などは練習試合に使うこともあります。

練習ならびに練習試合は日によってスケジュールを立てています。

見学の際、あらかじめ開始時刻などをメールで確認されることをお勧めします。

見学には事前登録など必要なく、何時に来ても何時に帰ってもOKです。

確認のメールはこちらから。


Q2:体験とかできますか?


 
もちろん可能ですし、何回でも可能です。

ただし見学と異なり体験練習の場合は、事前登録が必要です。

体験希望やご質問のメールはこちらから。

一点だけ、ご注意があります。

関前では入団と同時に傷害保険に加入していただいていますが、体験練習の子供は保険未加入です。

万が一の際に保険が適用されないことだけは予めご承知おきください。


 Q3:関前は強いって聞きました。 ウチの子、ついていけるかしら?


 
長くなりますが、大切なことですので詳しく説明させてください。

まず第一に、関前が強いかどうか。

関前はボランティア運営であると同時に、「来るもの拒まず方式」です。

営利企業あるいはプロフェッショナル運営であれば、子供の数が収入に比例しますから、集客のため強くある必要があります。

一方でボランティア運営の関前では、もちろん強くありたいと思ってはいますが結果は様々で強い時もそうでないときもあります。

そして、それはそれでよいとも思います。

子供は運動することそのものにも意味がありますが、ルールに則って勝利を目指すスポーツはさらに大きな意義を持ちます。

そこには歓喜があり、悔し涙があります。あきらめない強さ、怖がらない強さや、知恵や工夫、チームプレーがスポーツにはあります。

元気に楽しくみんなで1つのボールを追うことを原点としながら、勝利を目指すことで個人と集団は様々な成功体験と失敗体験を重ねます。

この結果として、関前は強いということもあれば、そうでもないということもあります。

低学年の練習を一度ご覧になってください。

「こんな感じで本当に強いのかしら」と思うかもしれません。

しかしもし同時に「元気で、楽しそう」に見えたら、その子供たちが構成するチームは強くなる可能性があります。

高学年の練習試合を見る機会があれば、また異なる一面があります。

たとえば6年生の人数が多ければ、AチームとBチームの二つを作り、できるだけ多くの子供がプレーする機会を作っています。

AとBではボールの回る速さや走るスピードが違うかもしれませんが、Bの子たちが手を抜いているわけでないことが見ればわかります。

そのときの自分の力を出しつくして、勝利を目指すことがスポーツの本質であり、相手チームへの敬意でもあります。

練習試合を観戦している保護者に声をかけてみてはどうでしょうか。

「ウチの子、ついていけるかどうか心配なんです」と話しかけてくだされば、

実に様々な子供たちが個性を伸ばしながら、それぞれに成長してきたストーリーが聞けるかもしれません。

指導者としては、子供が将来、日本を代表するような選手になることが嬉しくないわけはありませんが、同時に、

街で見かけたときに明るく挨拶してくれる若者に育つことが本当に嬉しいものなのです。


 Q4:サッカー、野球、水泳・・・いろいろ迷っています・・・

 
子供にとって運動習慣はとても重要です。

外で元気に遊ぶことを含めて、何かしら運動をする習慣を持たせたいものです。

運動は身体の発達に欠かせませんが、さらにスポーツとなると身体+精神の発達効果が期待できます。

スポーツはルールに則って勝敗を決するものですから、勝ちと負けがあり、レギュラーになれる/なれないといった悩みもあります。

しかし、だからこそ精神の発達にも寄与するものだと考えています。

スポーツには多くの成功体験と失敗体験が伴います。小さい成功・失敗もあれば、一生忘れないような大きな成功・失敗もあります。

失敗をあまり経験せずに大人になると、逆境やピンチのときに力を発揮しにくいかもしれません。

成功をあまり経験せずに大人になると、好機やチャンスのときに挑戦しようという気持ちが持ちにくいかもしれません。

自分のミスで試合に負ける。自分の活躍で試合に勝つ。

自分のミスを友達がカバーしてくれる。友達のミスを自分がカバーする。

とても勝てそうにない相手に勝つことがあれば、軽く勝てると思った相手に思わぬ苦戦をする。

こういう経験が人生に役立つものと私たちは考えています。

スポーツの中でサッカーについてもう少し述べます。

サッカーは手を使わずに足でボールを蹴るスポーツですから、失敗の連続です。得点もなかなか入りません。

得点は、仲間たちの多くの成功の結晶であり、シュートを決めた子供だけがヒーロー・ヒロインではありません。

失点は、仲間たちの多くの失敗の結果であり、シュートを止められなかったゴールキーパーだけの責任ではありません。

絶対的なエースがいても得点できるとは限りませんし、スーパー守護神がいても無失点とは限りません。

これがサッカーです。

私たち指導陣は、サッカーを教えるだけでなく、サッカーを通じて他の何かをも同時に子供たちがつかんでくれることを信じています。


 Q5:指導方針とかって、ありますか?


 
低学年は「やんちゃ」に、中学年では「スキル」を磨き、高学年では「良いチーム」作りをめざしています。

サッカーの能力を「うまさ」「速さ」「強さ」「賢さ」の4つに分類した場合、最初に身につけたいものは何でしょうか。

私たちは「うまくなりたい」「速くなりたい」「強くなりたい」「賢くなりたい」という意思や熱意を持つことだと考えています。

しかし6歳ぐらいの子供がこういった向上心をズバリ持ってくれる可能性は決して高くありません。

むしろ最初は、すぐに「あきらめる」「こわがる」「自分ではやらない」「ズルをする」ことの方が多いかもしれません。

そこで低学年では「あきらめない」「こわがらない」「自分がやる」「ズルをしない」ことを主眼に置きつつ、元気に楽しくサッカーすることを重視しています。

これを一言で表現すると「やんちゃ」ではないかと感じています。やんちゃな子たちはその後の上達が早いですから。

中学年ではスキルを磨くことを重視します。

足でボールを操るというのは簡単ではありません。両手でグーを作ってボールを扱おうとしても上手くいかないようなものです。

しかしプロ選手ばかりでなく、小学生であっても上手な子は手のひらでボールを扱うように足でボールを操ります。

昔の日本代表選手がサッカーを始めたのは中学生ぐらいでしたが、今ではプロ選手の大半が少年サッカーでスタートを切っています。

サッカーの「うまさ」は明らかに、いかに幼少のころからボールに親しみ、スキルを磨くかにかかっています。

中学年では楽しみながらも左右両足で様々なワザに挑戦してもらいます。試合でワザを披露できたら喝采です。

ひとりひとりがあきらめず、こわがらず、自分の得意なワザを効果的に出せるようになることが目標です。

試合の勝敗ではなく、ひとりひとりの成長を重視しています。

高学年では良いチーム作りをめざしています。

ルールをおぼえ、スキルを身につけ、勝ちたいという意欲をもってしても効果的な戦い方ができないチームがたくさんあります。

こんなに上手な子がたくさんいるのになぜ勝てないのだろうか。

あんなに上手な子ばかりのチームになぜ勝てたのだろうか。

様々な原因・理由がありますが、それを子供たちが実感しながら学ぶことを重視しています。

たとえばチームメイトの様々な個性を誰も生かそうとせず、自分の個性を出すことばかりを考えれば、良いチームにはなれません。

たとえば誰かの失敗を糾弾するばかりで、気持ちを切り替えて前向きになれないチームは次々に失敗を重ね、沈んでいくばかりでしょう。

しかしもし、誰か一人の無茶とも言える頑張りが周囲を引っ張り、好循環を続けるような展開になればチームの一体感、達成感は格別です。

頑張りが頑張りを呼び、誰かの声掛けに、より大きな声が応えるようなチームになれば、一生忘れないチームとなるのです。